こだわりのディテールに注目!
今でもファッションアイコンとして人々の記憶に残っているダイアナ妃。パフスリーブのドレスが似合う一方で、シックなスーツも見事に着こなすマルチなファッションセンスで知られていたけど、実はディテールにも様々なこだわりが。そんなダイアナ妃のファッションに学ぶ「さりげないおしゃれポイント」を<marie claire>から。思わず真似したくなるテクニックが見つかるかも!?
※この翻訳は、抄訳です。
Translation: 宮田華子
marie claire
イニシャルのネックレスと聞くと『セックス・アンド・ザ・シティ』のキャリーを思い出す人が多いかも? でもキャリーが世に登場するずっと前から愛用していたダイアナ妃。チャールズ皇太子と結婚前の写真でも「D」のネックレスを身に着けている姿が写っているけど、結婚後も愛用していたよう。
服と靴を合わせるだけではあきたらず、同系色のストッキングで統一感を出すのがダイアナ流。
まだダイアナ"妃"ではなかった結婚前に撮影された、腕時計を2つはめているショット。彼女が斬新なファッションを好むことが知られはじめた頃だったけど、この"2つの腕時計"には実はこんな秘話が。1つはチャールズ皇太子にプレゼントされたもので、もう1つは彼がポロの試合中に「着けていてね」とダイアナ妃が預かったものなんだそう。
コンサバスタイルもステキに着こなしたダイアナ妃。よくシンプルなタイトスカートにタイツを合わせていたけれど、そこにはちょっとした遊び心も。ストッキングのかかと部分には、リボンの模様が。細くてまっすぐな太ももと引き締まった足首、そこにワンポイントが加わったさりげなさがキュート。
彼女が愛情あふれる女性であったことは有名だけど、ブレスレットにもその片鱗が。愛用していたブレスレットには、ウィリアム王子のイニシャル「W」、ヘンリー王子のイニシャル「H」、そして結婚10周年を記念してチャールズ皇太子にプレゼントされた「X」の3つのチャームが揺れていたのだそう。
カルティエのトリニティ リングと、(実家である)スペンサー家の家紋入りのシグネットリングをピンキーリングとしてはめるなんて、かなりの高度テク! 3連リングもシグネットリングも、どちらも他の指にはめると重厚感があるけれど、ピンキーなら"さりげない"ジュエリーに変身。
ダイアナ妃のような"美しい背中"の持ち主限定かもしれないけど…。大きく背中があいたドレスにロングパールネックレスというコーデ。この日、後ろから視線が集中したはず!?
これぞダイアナ妃流の遊び心。「あれ? 間違えてる?」なんて野暮なことは言わないように。
公式行事の際、ダイアナ妃はエリザベス女王のポートレート入りのブローチを身に着けることが多かったんだとか。これはダイアモンドで縁取りされた象牙に若き日の女王が描かれ、シルクの布の上にあしらわれたもの。ロイヤルファミリーメンバーだけに与えられた栄誉ある品だそうで、まだキャサリン妃には授与されていないそう。本来は左肩につけるものだけど、ダイアナ妃はドレスに合わせて胸元につけることが多かった模様。
ファッションアイコンであると共に"ビューティーアイコン"でもあった彼女は、メイクにもこだわりが。例えばブルーを身に着けている日はブルーのアイラインを引くなど、ファッションとメイクをトータルにコーデ。目元のおしゃれも完璧!
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