小麦色の肌はゴージャスで健康的ではあるけれど、一方で、日焼けのリスクはみなさんも聞いたことがあるはず。紫外線は長い目で見るととても危険で、最悪の場合は皮膚ガンになる可能性が。

ならば、日焼け止めクリームをたっぷり塗る以外に、お肌を守るために私たちができることは?

実は、紫外線からお肌を守る効果が期待できる食べ物があるんだとか! 美容と健康に関するアプリ<Lifesum>の社内栄養士フリーダ・ハージュさんに聞いた、日焼け対策に役立つオススメの食べ物12選を、コスモポリタン イギリス版から。

1.イチゴ

「夏の間に、ビタミンCが豊富なイチゴ、ブラックベリーやキウイなどの果物をたくさん摂ること」とフリーダさん。「ビタミンCや植物栄養素は天然の日焼け止めの働きをし、炎症からお肌を守る効果があります」。必要量の目安としては、イチゴ100gとキウイ1.5個分だそう。

2.イモ類

イモ類のデンプン質がいいそうで「日焼けによる被害を減らすのに有効」なのだとか。じゃあ、夏休み中は毎日ポテトチップス?と思いきや、そういう訳ではなく…。「さつまいもなら、より健康的で、ニンジンと同じように肌を守るベータカロチンとビタミンCが豊富です」とのこと。

3. 緑茶

「ある研究によると、1日に2杯緑茶か抹茶を飲むと、メラノーマ(悪性黒色腫)の発生を抑制するそうです」とフリーダさん。でも、カフェインは水分を奪う作用があるので、摂取量を制限し、合間にたくさんの水を飲むのを忘れないように、とのこと。

4.グアバ

これもビタミンCが豊富な果物で、お肌の回復に役立つのだとか。「グアバ1人前にオレンジの5倍のビタミンCが含まれています」。

5. オートミール

「オートミールにはフリーラジカルと闘う抗酸化物質が含まれています」と説明するフリーダさん。でも、フリーラジカルって? 調べたところ、これはどうやら肌にダメージを与える分子なのだとか。さらに、皮膚が歳を重ね、紫外線への露出量が増えると、肌細胞は再生能力を失うそう。抗酸化物質はその"お肌の再生"を助けるので、そこら中のアンチエイジングケア製品にこの言葉が書かれているのも納得というわけ。

6. キュウリ

キュウリはほとんどが水分で、肌に潤いを与えるのだとか(だから、目の上に乗せるととっても気持ちがいい!)。「でもそれだけじゃありません」とフリーダさん。「キュウリは抗ガン作用も持つ、コラーゲンの生成を促します」。

7. トマト

トマトにも抗酸化物質がたっぷり含まれていて、紫外線からお肌を守ってくれるそう。さらに、こんなおまけも。「ビタミンC とリコピン(トマトを赤くしている物質)は、肌の潤いを守ります」とフリーダさん。

8. スイカ

夏の暑い日にスイカほどいいものはないのだとか。フリーダさんによると「スイカにはトマトと同じような作用があります。豊富な抗酸化物質が紫外線による体への影響を減らしてくれます。また、水分も豊富なので、夏の間は1日に3~4切れ食べると、潤いを保てますよ」。

9. ダークチョコレート

甘党さんに朗報 実はチョコレートにも抗酸化物質が。フリーダさんによると、ダークチョコレートは「肌をなめらかにし、紫外線から守る」のだそう。ただし、カカオが70%以上含まれているものがベストなんだとか。ちなみに摂取量は、1週間で板チョコ1枚以内に収めるのがいい、とのこと。

10. ニンジン

「ニンジンに含まれるベータカロチンは体内でビタミンAに変わり、日焼けによる反応を抑える効果があります」とフリーダさん。つまり、すでに日焼けをしてしまった後でも、ダメージに対する効果が期待できるというわけ。

11. ホワイトビネガー

これも、すでに日焼けしてしまって、炎症を抑えたいときにオススメなんだとか。「ホワイトビネガーを直接患部にスプレーするか、湿布にしてもOKです」とフリーダさん。効果はてきめんなんだそう。

12. ザクロ

「ザクロには抗酸化物質やエラグ酸が非常に多く含まれていて、紫外線による細胞へのダメージに抵抗する抗炎症物質も持ち合わせています」とフリーダさん。さらに、ザクロはアンチエイジングや日焼け後の炎症肌にも効果があるんだとか。まさに、一石二鳥というわけ。

※この翻訳は抄訳です。

Translation:mayuko akimoto

COSMOPOLITAN UK