いくら食べても太らない魔法の食べ物はないとしても、低カロリーで、ダイエットに役立つ食べ物ならある!

カリフォルニア大学デービス校栄養学科のシェリ・ジデンバーグ=シェール博士によると、特定の食べ物によって代謝が上がるということはほとんどないものの、低カロリーで減量に役立つ食べ方はあるのだとか。博士のアドバイスは、ズバリ、満腹感と満足感があるものを食べること。そうすれば、それほど多くのカロリーを必要としなくなり、最終的には体重が落ちるのだそう。そこで、夏が旬の、おいしくて栄養価の高い9つの食ベ物を、コスモポリタン アメリカ版がまとめました。

1.スイカ

夏の定番スイカは、脂肪などの余分なものを体外に排出する働きをする食物繊維が豊富なのだそう。また、水分も豊富で、体に潤いを与えるため、結果的にカロリー消費を高めるとの研究結果も。(カロリーも他の夏の果物に比べて低いのだとか。)

2.ズッキーニ

ズッキーニには特別なメリットが。それは、カロリーが低いのに、高カロリーなパスタの代用品になること。スパイラライザーでズッキーニを千切りにして、パスタの代わりとして使ってもいいし、ソテーにしてもOK。スパイラライザーは偉大な発明!

3.野菜のグリル

バーベキューのお皿には野菜のグリルをたっぷりと。カロリーが低く、繊維は豊富で、これを食べれば脂っこいお肉を食べすぎずに済むはず。

4.シーフードグリル

「食べながら体重をコントロールする最も無理のない方法は、毎食脂肪分の少ないタンパク質を組み込むこと」とジデンバーグ=シェール博士。ある研究によると、タンパク質を消化するだけで大量のカロリーを消費できるのだとか。ステーキより軽く、脂肪分が少ない魚のグリルは、夏場のタンパク源には最適。(ステーキのように脂肪分の多いタンパク質は長時間胃に残るのだそう。満腹感は得られるだろうけど、暑い夏場に持ってこいというわけにはいかないよう)

5.キュウリ

キュウリがさわやかなのは、水分が豊富で、体に潤いを与え、脱水を防ぐからだと説明するのは、栄養コンサルティング会社<Nutritioulicious >の創立者で栄養士のジェシカ・フィッシャーマン・レヴィンソンさん。つまり、夏の体にピッタリの食材ってこと!

6.トマト

とにかく美味しい!ということ以外に、夏にトマトを食べるべき理由は、トマトが「食べられる水分補給の1つ」だから。

7.アボカド

この記事の中でも特に、糖分が少なく、ヘルシーな脂肪分と繊維を含んだスペシャルな食べ物。

8.パイナップル

今や1年中食べられるようになったものの、このトロピカルフルーツには夏場により効果を発揮する、2つの有効な酵素が含まれているのだとか。栄養士で『速く効くメタボリズムダイエット(原題)』の著者ヘイリー・ポムロイさんいわく、これらの酵素が食べ物を分解し、体脂肪の燃焼を助けるのだそう。

9.フローズンフルーツ

冷たい食べ物を口に入れたとき、その食べ物を体と同じ温度に温めようとして、代謝が活発化。それによって「炭水化物や脂肪分のカロリーも燃焼できます」と話すのは、医学博士でフロリダ大学医学部准教授のブライアン・C・ウェイナー氏。人の体は、凍った固形物を液体にするときにかなりのカロリーを使うそうで、凍った食べ物を食べることで、1リットルにつき最大160キロカロリーを消費できるのだとか。普段食べている果物を、夏は凍らせて食べてみて。

今年も美味しくヘルシーに、夏を楽しみましょう!

この翻訳は抄訳です。

Translation: mayuko akimoto

COSMOPOLITAN US