誰だって、<Instagram>がすべて真実だとは思っていないもの。それでも、産後すぐに元の体に復帰した人々の写真を見て、自分との違いにため息をついたことがある人もいるのでは?

ところが、<Good Housekeeping>によると、9月に赤ちゃんを出産したばかりのママブロガーが自分のお腹をインスタグラムにアップし、産後ボディの現実を訴えて話題になっているのだとか。

そのブロガーは、スウェーデンのサンドラ・アーディンさん。3人目の子を産んだ先月、同じ服を着た2枚の写真を並べて投稿。一方では、ハイウェストのレギンスをおへその上まであげて「インスタグラム用のお腹」を披露。もう一方では、生まれたばかりの息子を抱き、レギンスからはみだしたお腹を見せて、産後ボディの現実を見せた。

instagramView full post on Instagram

「出産後、元の体に戻るには時間がかかるの」とコメントしたアーディンさん。「自分の体に時間をあげることが大切。誰も1日で回復したりしないわ。私に健康な子どもたちを授けてくれたこの体に、一生感謝するわ」とのこと。彼女の投稿を見てきたフォロワーにすれば、彼女が産後ボディについてオープンなのも不思議ではなさそう。

アーディンさんは健康的でいたいと感じながらも、自身のブログに<Instagram>でシェアされる多くのフィットネス写真が、照明やポーズ、フォトショップによってできた賜物であるという真実を書いているよう。いくつかのフィルターを使えば修正を施すこともできたけど、他の母親たちが自分の産後ボディに誇りを持てるように、リアルなお腹を見せたのだとか。

[instagram ]https://instagram.com/p/BX-eaJfjHE2/ [/instagram]

ブログにも「(元に戻るためには)妊娠していた期間と同じくらいかかると言われています。つまり、910カ月ね。だから、自分が母親であるこの時間を誇りにして、急がないこと」と書いたアーディンさん。

自分をSNSの水準に合わせようと必死になるのは分かるけど、アーディンさんは他のママたちに焦らず、産後の時間を楽しんで欲しいのだとか。フォロワーの女性たちは彼女のオープンさを受け入れていて、彼女が広めるポジティブなメッセージに感謝しているそう。

投稿には、自分自身の産後経験について語るほかの母親たちのコメントがたくさん。「私には4カ月になる子どもがいて、出産したらすぐに元に戻るかと思っていたけど、そうはならなかったし、今もそうなっていません」と書いたのは@jnkmidさん。「その代わりに、自分の欠点を受け入れて、命を授かる力に感謝する時間をもらいました。1人の赤ちゃんを育てるのに9カ月かかるんだから、世間は女性たちに9カ月で増えた体重を一夜にして元に戻そうなんて思わせるべきじゃないわ。体のことよりママでいることに気持ちを集中して、その瞬間瞬間を楽しむべき。きっとうまくいくから」。

産後ボディを公開するブロガーは他にもいるけど、彼女の率直さが彼女と同じ経験をした多くのママたちやこれから出産を控えた女性たちに安心を与えてくれたことは間違いなさそうですね。

※この翻訳は、抄訳です。

Translation:mayuko akimoto

GOOD HOUSEKEEPING