誰だって、SNSに投稿するならうまく撮れている写真を選びたいし、そこにちょっとした加工をすることもあるはず。でも、みんながそういう写真を投稿することで、SNS上では誰もがパーフェクトに見えて、ありのままの自分を受け入れられなくなる…という問題が生じているのは、多くの人々が実感しているところ。

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ポーズでこんなに違いが出る。インスタグラムで見る女の子たちが、常におしりを突き出したり、腹筋を見せたりしてるわけがない! 私だって、現実では右の写真みたいには見えないもの。だって、誰が現実の生活でこんな風に立つの? でも、自分が1番よく見える写真を投稿するのは何も悪い事じゃないわ。人間なんだから。…慎重にポーズを決めた写真ばかりじゃ飽きるから、うまく撮れていない写真を見て「あ、この子私とちょっと似てるかも」と思うのもいいことよね。

こうした風潮に身をもって抵抗しているのが、オーストラリアを拠点とするライフスタイルブロガーで、BBGビキニ・ボディ・ガイド)実践者のマダリン・ジョルジェッタさん。コスモポリタン アメリカ版によると、ジョルジェッタさんは、最近自撮り写真の秘密を明かす動画を配信したことで、注目を浴びているのだとか。

話題の動画では、お尻の角度を変えることで、体の見え方が劇的に変わる様子を紹介。ちなみに、フォトショップ加工は一切なし!

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フォトショップを使ったんじゃないかというコメントがあったので…答えは、ノーです。私は銅像ではありません。人間の体は動くんです。フィルターは、たしかに使います。時々アプリでたちの悪いニキビを修正することもあるし、若い女性なら誰でもそうだと思うけど、照明やよく見える角度にはこだわっています。でも、何があっても絶対にフォトショップで体の形を変えることはありません。世の中には女性の体についての間違った見方があふれているので、私はそれに加担したくないんです。

動画ではまず、背中を丸め、お尻を突き出し、太もものすき間を目立たせ、ウェストが細く見えるようにして、メリハリボディを演出したジョルジェッタさん。その後、ゆっくりと骨盤を後傾させると、ウェストが太く見え、太ももの間のすき間が埋まっていく様子が明らかに。

先に挙げた投稿では、インスタグラム上でよく見かけるニセの"変身写真"について、このように書いていた彼女。「こういう写真を見るの大好き。だって、みんな自分が一番よく見える角度があって、それを選んで投稿してるだけだって思い出せるから」。

つまり、誰もがパーフェクトな外見を持っているわけではなく、そう見えるような角度や照明を選んで投稿しているということ。ありのままの自分で何も問題はないのだということを、覚えておきたいですね。

※この翻訳は、抄訳です。

Translation:mayuko akimoto

COSMOPOLITAN US