アナ・ヴィクトリアさんは、インスタグラムで人気のフィットネススター。彼女の写真は一見どれも完璧に見えるけど、彼女が発信し続けているのは、"完璧なんて幻想だし、その定義は変わるもの"というメッセージ

コスモポリタン アメリカ版によると、最近アナさんは新たな2つの写真を投稿。照明を変えて同じ姿勢で撮影し、その見え方の違いを証明して、話題になっているよう。

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照明が"すべて"、なんです。皆さんが見ているSNS上の写真は可能な限りベストな照明で撮られていて、それは偶然じゃないの。右のエレベーターの照明の下で、自分の腕の後ろにセルライトがあることに気づきました。セルライトはイヤなものですよね! フィットネスを始めた頃からずっとあったけど、照明を当てられて、まだあるんだと気づきました…でも、それは私が人間だから。真面目な話、自分にだけセルライトがあると思ったり、それを病気の一種みたいに扱ったりしないこと! たしかに、健康的な食生活や、運動や、適切な水分補給でセルライトは確実に減らせるけど、遺伝はどうすることもできないし、人間であることも変えられません。目に見えるセルライトを減らしたいと思うのは悪い事じゃないし、体重を減らしてもっと自信をつけたいと思うことも悪い事じゃない。だけど、セルライトを減らすためだけにダイエットするのはダメ。それは、まずきちんとした健康体を手に入れた上で、最後におまけとして目指せばいいポイントなんだから。

もし、目に見えるセルライトを減らしたいと相談されたら、私の答えは「健康な食生活、定期的な運動、適切な水分補給」、それだけ。クリームを塗ったり、ラップを巻いたりする今の流行はおすすめしないわ。だって、(もし効き目があったとしても)短時間の効果しか得られないし、健康や成果が、お金で買えるもので簡単に得られるということになっちゃうから。じゃあ、右側の自分の腕が好きかって? いいえ。でも、自分の腕を憎んでいるわけじゃないし、それで自分を嫌いになったりもしない。だから、あなたもね♡

左の写真は自然な照明の下で撮られていて、ヴィクトリアさんの腕は細くて引き締まった様子。一方、右の写真では人工的な光の下にいて、腕の後ろのくぼみが見え、筋肉の割れ目もクッキリ。

条件の悪い照明の下でわざわざ写真を撮る必要はまったくないけど、もしネット上で、現実では見かけないような誰かの"完璧"な姿を見て落ち込むようなことがあったら、立ち止まって考えてみて。もしかしたらそれはすべて、"照明"のせい…なのかも?

※この翻訳は、抄訳です。

Translation:mayuko akimoto

COSMOPOLITAN US