議論の余地はあるものの、男性より女性の方が厳しい美の基準にさらされる場面が多いのはたしか。ところが、コスモポリタン アメリカ版が取り上げたある調査によると、自分の容姿や体重に関する"自尊心"については、男女ともほぼ同じように感じているそうで…。

科学系雑誌<ボディー・イメージ>に掲載された最新の研究では「容姿・体重と満足感の相関関係および有病率」についてレポート。この研究は、米TV番組<NBCニュース>と<トゥデイ>のウェブサイトを通じて集められた1万2176件のオンライン調査の回答に基づいたもの。その結果を見ると、自分の容姿について「とても~極めて不満足」という回答者は多くなかった(男性:6%、女性:9%)ものの、体重に関しては「とても~極めて不満足」と答える人が多かったのだとか(男性:15%、女性:20%)。

また、参加者の4分の1が自分たちの容姿に対し「とても~極めて満足している」と答えた(男性:28%、女性:26%)ものの、彼らの中でも体重に関しては「とても~極めて満足している」と答えた人の数がわずかに減少(男性:24%、女性:20%)。結果、体重に関する不満と自己認識には相関関係があることが判明したのだそう。

研究報告によると、「不満足感を抱く人々には、高い神経症的傾向があり、より強迫的で不安に満ちた行動スタイルを持っていて、そうでない人々よりも長時間テレビを見ていた」、「反対に、満足感のある人々は開放的で、誠実で、外向的。行動スタイルも安定していて、高い自尊心と人生への充足感を感じていた」とのこと。

体重を気にするあまり、"精神の健康"を失ってしまっては本末転倒。男性も女性も、「気にしすぎない」ことを心がけていきたいですね。

※この翻訳は抄訳です。

Translation:mayuko akimoto

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