「美しくなりたい」「若くありたい」と思うのは女性なら誰しもの願い。メイクやダイエット、日々のお手入れでカバーできることもあるけど、専門家の手を借りないと手に負えない場合、選択肢の1つとして浮上するのが"美容整形"。
コスモポリタン アメリカ版によると、国際美容外科学会(The International Society of Aesthetic Plastic Surgeons、略称「ISAPS」)が先日、『2016年美容外科実施統計』を発表したそう。これは人気の美容処置や国/地域別の実績のランキング、美容形成外科医の数などさまざまなデータが盛り込まれたレポートで、美容整形のトレンドが分かる内容なんだとか。
このレポートによると、2016年に「もっとも美容処置(外科的、非外科的処置を含む)が行われた国」トップ5は以下の通り。
1.アメリカ(17.9%)
2.ブラジル(10.7%)
3.日本(4.8%)
4.イタリア(4.1%)
5.メキシコ(3.9%)
上記は世界全体の処置数合計に基づく割合で算出されており、1位のアメリカは400万件以上の美容処置が2016年の1年間で行われたとのこと。そして2位のブラジル(約250万件)に続き、日本はまさかの3位(約114万件)にランクイン! 確かに年々美容外科クリニックは身近な存在になっているとはいえ、日本が世界的な"美容整形大国"だったなんて、意外に思う人も多いのでは?
かつては美容クリニックと言えば豊胸や隆鼻術など、外科的処置を行うところというイメージが強かったはず。しかし現在は非外科的処置も含め、施術内容はさまざま。
人気(施術実績、全調査国対象)が高まっている美容処置トップ3は以下の通り。
1. スキンタイトニング(レーザー治療により皮膚を引き締める術/↑50%)
2.ラビアプラスティ(女性器の手術/↑45%)
3.下半身のボディリフト(↑29%)
(※カッコ内のパーセンテージは2015年と比較した増加率)
興味深いことに、男性器の拡大手術は28%低下しているとのこと。
ちなみに日本で人気の処置は、
外科的処置:
1.二重まぶた
2.隆鼻
3.豊胸
非外科的処置:
1.ヒアルロン酸注入
2.ボトックス注射
3.脱毛
なんだそう。人気の処置は国によって異なるようだけど、アンチエイジング処置と脱毛はどの国でも人気の様子。
このレポート全文はコチラから閲覧可能。興味のある方はチェックしてみては?
※この翻訳は、抄訳です。
Translation: 宮田華子