有名な女優やモデルが産後すぐに、びっくりするほどスリムな体型をお披露目して話題になったり、産後ダイエットの情報がたくさん溢れている昨今。一方、産後太りや妊娠線など、産後ママたちのカラダにはあらゆる変化が現れ、時にはそれがコンプレックスに繋がることも。

@Takebackpostpartum(産後体型を愛でる)」は、産後の体型は決して恥じるべきものではなく、むしろ称賛されるべきものだと発信するInstagramアカウント。妊娠線、自信に満ちたママたち、新生児たちの美しい写真の宝庫であるこのアカウントから、コスモポリタン アメリカ版がパワフルなママたちの投稿をいくつかセレクトしました!

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私にとって大切なのは、もはや腹筋でも痩せることでもなくて、自分の体型に満足して、健康的で、娘にとっていいロールモデルであること。過去にもっと痩せていたことはあっても、今は心身ともにすごく健康だし、それこそ私が目指すものよ。

子宮もお腹も二度と産前の状態には戻らないかもしれない。でも私のカラダがこれまで辿ってきた道や、紡いできた物語を考えたら、そんなのは当たり前。これは多くの女性が欲しくても手に入らないギフトなのよ。妊娠線や体型の変化、体重増加について愚痴をこぼす女性の人数分だけ、子どもを授かって育てるためならすぐにでも身代わりになりたいと考える女性もいるはず。

これが、がんを経験して、脚の切断手術を受けて、3人のママになった私のカラダ。これまでの闘いを実証する傷も、お腹の中で赤ちゃんを育てたことを実証する妊娠線もあるわ。今日は自分のカラダにケチを付けるのをやめて、自分をいたわり、愛する人たちの目に映る自分のカラダを直視することにしたの。自分のカラダが今まで達成してきた素晴らしいことと向き合うわ。私にこれだけ多くのことを与えてくれた器なのに、なぜあら探しばかりしてしまうのかしら? これこそが私のカラダよ。

これほど自分のカラダを好きになったことはないわ。産後体型は想像以上に美しいものだと思うの。伸びて肥大化して、この小さな子に、9カ月間生きるために必要なものをすべて与えてくれた。娘を世に送り出すために最大限の力を絞り出したし、今は娘に完璧な栄養を与えて、肌の匂いで娘の心を落ち着かせることだってできる。彼女を抱くための腕と手だってある。

恥じる理由なんて何一つない。あなたの中で生命が育って、人類に変化の希望を与えてくれた。自分の物語に、妊娠線や体型に、そしてなろうと決意してここに至った自分に自信を持って。

この疲労感、体の重量感、倦怠感、そして何カ月もの妊娠生活と出産に加え、ここ3、4日ほぼ寝ていなくてボロボロになった産後のカラダ。たくさんの喜びと、涙と、笑顔と、寝不足と…出産は人生のあらゆるゴタゴタを乗せたトラックにひかれるようなもの。命拾いはするけど、人生のゴタゴタの中に埋もれてしまう、そんな感じね。

最初はこの写真が嫌いだったわ。自分が醜くて、身なりが整っていない感じで。でも次の瞬間、これこそが真の母性だと気付いたの。自分のことよりも子どもの面倒を見ている私。母親業の"醜い"瞬間を隠す必要はないわ。これほど美しいものはないのだから。

体重は妊娠前とほぼ同じなのに、ボリューム感と体型が全然違う。2人目を産んでから3カ月が経って、まだ自分のカラダを『愛している』とは言えないけど、今はこれがありのままの自分のカラダだってようやく受け入れられるようになった。

写真の光の当たり具合は悪いし、お臍は変形。贅肉のついた脇腹。皺だらけのポッコリしたお腹。不格好な帝王切開の傷跡。割れた太もも。でも、すべては小さな息子を育んで出産するための価値あるもの。決して恥じないわ。あなたの産後体型がInstagramで見る他のママと同じではないからと言って気落ちしないで。写真の光の当て方やフィルター機能を使っていくらでも隠せるんだから。

3人目を産んで、今回初めて体型戻しに躍起になっていないの。今は自分の体型に満足。今度体型を戻し始めるとしたら、きっかけは、減量することで周りの人に受け入れられたい、認められたいという動機からであってはいけないと思ってる。健康的な生活を送る心の準備ができたという動機からでないと。

共感できるかしら? (2人目の子どもが)生まれる数日前。気分的にも見た目にもカラダが重いけど、可愛い小さな息子を抱きかかえる私。ここ2年半で私のカラダはさんざん闘ってきたし、それを証明する傷だってあるわ。

出産後の体型を恥じることなく、堂々としているママたちの姿はとっても素敵! まずは自分自身のカラダをいたわって、今の自分を快く受け入れるところから始めましょう♡

※この翻訳は、抄訳です。

Translation: Takako Fukasawa(Office Miyazaki Inc.)

COSMOPOLITAN US