精悍な顔つきと、その高い演技力で知られるマシュー・マコノヒー。これまでの役柄といえば、ストリッパーを演じた映画『マジック・マイク』から、宇宙飛行士役の『インターステラー』までと幅広い。また、『ダラス・バイヤーズクラブ』ではHIVに感染した患者を演じた際は、体重を減量させ迫真の演技で、アカデミー主演男優賞を獲得した。
そんな彼が、今回スキンケアブランド『キールズ』とタッグを組み、グローバルチャリティー活動としてASD（Autism Spectrum Disorder：自閉症スペクトラム）の支援団体「AUTISM SPEAKS」への寄付を通し、ASDを持つ子どもたちとその家族支援を行うことに。その背景をマシュー・マコノヒー本人が語った。
マシュー･マコノヒー出演の「ASDを持つ子どもたちへの関心・理解を深めましょう」というメッセージを込めた支援ムービーを制作。また、キールズで最も人気の保湿クリーム、「キールズ クリーム UFC」のマシュー･マコノヒー監修による"キールズ×マシュー･マコノヒー限定エディション"を数量限定発売（9月9日原宿店先行発売、9月29日全国発売）。キールズは、これら支援ムービーの拡散（シェア1回につき1ドル）や、"キールズ×マシュー･マコノヒー限定エディション"の販売により、20万ドルを上限としてAUTISM SPEAKSに寄付し、ASDを持つ子どもたちとその家族の支援を目指す。
―キールズとのパートナーシッププロジェクトについてお聞かせください。
キールズは社会貢献活動に積極的であり、あまり注目されていない社会問題も支援している一面があります。僕はそこに惹かれ、キールズとASD（自閉症スペクトラム）の支援団体である「AUTISM SPEAKS」 と共にASDの子どもたちとその家族のために、ASDへの認知を高め、社会の理解を深めたいと思いました。ASDは世界人口の1％には影響を及ぼしていると言われており、関心を払うべきです。僕はキールズ製品を愛用していて、キールズの活動を兼ねてから応援していたので、今回のパートナーシップはまさに適切と思いました。
―ASD（自閉症スペクトラム）のある子どもたちへはどのような支援が良いのでしょうか？
ASDに対する認知を高めることを真っ先に考えなければいけません。世界人口の1％に影響を及ぼしているということは私たちの身近にもASDの方がいるということです。もっとASDについて人々の認知が高まれば理解も深まり、支援活動への参加や精神的支えにもつながります。
またASDの子どもたちとその家族への最適なサポートは、早期段階での発見の手助けと支援サービスを提供することです。発見は早くて生後18カ月のケースもあり、研究結果では早期段階で支援を受けるASDの子どもはより良い発達と自立性を持つ可能性があることが分かっています。
―このキャンペーンでの目標をお聞かせください。
キャンペーンでの目標はASDの子どもたちとその家族をもっとよく知り、理解を深めることです。これらの子供たちや家族は十分な手当てを受けておらず、私たちの支援を必要としています。もっとたくさんの人に自閉症のことを知ってもらえば、もっとたくさんの子どもたちやその家族へ助けの手が差し伸べられます。
―今回のプロジェクトで「キールズ クリーム UFC」を選び、限定デザインを作った理由を教えてください。
「キールズ クリーム UFC」 はデイリーに使える素晴らしい製品であり、その製品に特別なデザインを施すことで、たくさんの人に私たちのメッセージを伝えることができるからです。
―限定デザインのインスピレーションはどこから得ましたか？
限定デザインは長男リーヴァイが描いた絵がもとになっています 。
―読者がこのキャンペーンに参加できるようメッセージをお願いします。
まずは皆さんにキャンペーンに関する動画を見ていただき、その動画を他の人々とシェアしてほしいです。ASDは世界人口の1％に影響を及ぼしているので、思っているより身近にASDの方がいます。もっとASDについて人々に知ってもらえれば理解も深まり支援活動や精神的支援にもつながります。
―マシューさんご自身のASDの子どもたちとの関わりについて教えてください。
妻のカミラと立ち上げ、取り組んでいる「ジャスト・キープ・リビング財団」。この放課後プログラムに参加している学生の中で、ASDの症状を持っている多くの子どもたちと出会いました。これらの経験からこういった発達障害が子どもと家族に及ぼす影響を間近で見ることができました。今後ASDへの認知が高まることで更に家族たちへの支えになることができれば思います。
―「ジャスト・キープ・リビング財団」についてもう少し詳しく教えてください。
長男が生まれたのち、妻と立ち上げました。高校生という極めて重要な青少年期の子供たちに、良い影響を与えたいという思いで立ち上げたのです。高校生の少年少女たちが健康的な生活をし、よりよい将来に向けての健全な選択ができるような手段を与えることをミッションとしています。そしてそれは、恩返しをすることが人生の一部であるという考えに根差しています。このジャスト・キープ・リビングの放課後プログラムに参加した、ASDの症状を持っている多くの生徒たちたちと出会いました。この経験からこういった発達障害が生徒のみならず家族にも及ぼす影響を間近で見ることができ、今回のキールズとのパートナーシップが適切だと痛感しました。
―マシューさんの俳優としての業績は輝かしいものですが、俳優業以外に、こういった慈善活動に関わるようになった理由について教えてください。
他の人のために何かをし、役にたった時こそ人生は一番満たされます。ジャスト・キープ・リビング財団では少年少女の極めて重要な時期に関わりを持つことができます。素晴らしい子供たちと共に過ごせることを光栄に思っています。
―著名人として慈善活動は一種の義務として捉えていますか？
義務だとは思いません。むしろ光栄なことです。人の役に立つ機会を持つことができるのは素晴らしいことですから。
―「みんなと違う」子どもたちを差別しないように、ご自身の子どもたちの教育で気をつけている点はありますか？
幸い子どもたちは、ロケ撮影に同行し、たくさんの旅をしているので、多様な文化の教育に触れ、形状、大きさや肌の色が人を区別するものとは認識していません。
―父親になって人生はどう変わりましたか？
「人が残せる最善のものは、健全に育てられた子供」だと思うようになりました。
―スキンケアに話を戻します。お肌のお手入れに対する考え方は年月とともに変わりましたか？
クオリティーの高いスキンケア製品を使うのはいつも楽しみです。最近は量より質ですね。良いSPFクリームを日々のスキンケアに取り入れています。
―キールズとのパートナーシップ以前からキールズ製品の愛用者でしたか？愛用のキールズ製品を教えてください。
キールズのヘアー コンディショナー フォーミュラ 133は昔から愛用しています。メンズスキンケアラインのフェイシャル フュール SPF15もです。
―俳優として素晴らしい業績があります。才能もしかりですが、20年間根強いファンがいることについてコメントお願いします。
俳優としてのキャリアの中で、パーソナルな生活をより充実させたいとある時点で気付きました。その頃から、よりエキサイティングかつ本来の自分のイメージと異なるような役を受けるようになりました。その結果自分が取り組んでいる（作っている映画が）ことがとても楽しく感じるようになり、ファンの皆さまも同じように、それを楽しんでいただけてることが嬉しく思います。
―最後に、マシューさんの次のプロジェクトは？
モーリシャス島でアン・ハサウェイ共演の映画「セレニティー」を撮影していてとても満喫しています。
『キールズ』
今から165年以上前にニューヨークでアポセカリー（調剤薬局）として創業したスキンケアブランド。世界中にストアを構え、世界各国から厳選した天然由来成分と、創業以来受け継がれてきた科学、薬学、ハーブの知識をもとに、効果と安全性を追求したスキンケア、ボディケア、ヘアケア製品をお客様に提供し続けている。1世紀以上前から「利益を得るためだけでなく、地域社会や人々のより良い生活に貢献する」ことを使命として掲げ、高い品質やサービスの提供、チャリティー活動などの取り組んでいる。
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