イギリス出身の23歳で、現在ボディアクティビスト(自身の肉体に対する自己愛を広める活動家)としてInstagramにダンス動画を投稿しているミーガン・クラーブさん(@BodyPosiPanda。そんな彼女のフォロワー数は、現在68万人超え!

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コスモポリタン アメリカ版によると、ミーガンさんもかつてはダイエットに必死だったんだとか。そんな彼女を変えたのは、Instagram#bopo(ボディ・ポジティブの略)コミュニティ。そこでは様々な体型の女性たちが、堂々と自身の容姿を受け入れていて、「人生で初めて、ありのままの自分の体型でもいいのかも?」と思えるようになったんだそう。

笑顔でお腹やお尻をプルンプルンに揺さぶり踊るミーガンさんを見たら、今や彼女が自分の体型を受け入れたのは一目瞭然。

かつては、実際よりも痩せて見えるように加工した画像をInstagramに投稿していたけれど、今ではセルライトやお腹のぜい肉も隠さない!

そんなミーガンさんには、14歳で拒食症になり入退院を繰り返したという過去も。「ひどいときは、病院で喉にチューブを入れて食べさせられていたわ。私の体は飢餓状態で、両親はドクターからいつ死んでもおかしくないと言われたほど。今生きていられるのはラッキーなことなのよ」。その後も過食したり、取り憑かれたように運動したりを繰り返して、不安定な状況が続いたのだそう。

「ボディ・ポジティブに目覚めて、やっと食事、運動、体のバランスをとりながら、うまくやっていけるようになったの」

自分でも極端な性格だというミーガンさんは、フェミニズムやダイエット文化に関する本を読みあさり、ボディ・ポジティブのメッセージを込めたSNS投稿を開始。「もう自分の体型を嫌うことにうんざりだったの。体型コンプレックスのせいで充分すぎるほど辛い経験を味わったから」。

写真をアップするときは、かつて醜いとされていたような体の部位を自然なものとして、さらには美しいとすら思わせることを意識しながら投稿しているそう。

私のお腹のたるみやセルライトで、他の誰かの気持ちを楽にしてあげられるなら、1日中投稿するわ。

しかし当初は、写真は公開できても、動画の投稿には抵抗があったというミーガンさん。ある日テイラー・スウィフトの曲に合わせて爽快に踊るメリッサ・ギブソンさん(@yourstruelymelly)のダンス動画をみて、盛り上がりつつあった#DontHateTheShake運動(女性の体型に関する意識改革が目的のハッシュタグで、ぽっちゃりさんのダンス動画が多数投稿されている)に参加する勇気が湧いたのだとか。

そうして投稿した動画には、「痩せている写真の方が良かった」とか、「太った哺乳類動物みたい」といった中傷的なコメントも寄せられたものの、中には勇気づけられたという女性の声も。さらには、ミーガンさんの動画をきっかけに自身のダンス動画を投稿する人も現れたそう。「精神的に満たされている人は、ネット上で他人を中傷するようなことはしないわよね。書き込まれるコメントは、私よりも書き込む人の心を象徴しているのよ」。

左の写真は2年前のボディ・ポジティビティに目覚める前のミーガンさんで、いつでもカロリー計算をして、お腹はペコペコ。毎日3時間運動し、予定をドタキャンなんてことも度々。毎朝、頭にあるのは食事と体重のことで、痩せることばかり考えていたそう。そして右の写真は、ダイエットから解放されて幸せなミーガンさん。

その後も批判的コメントに怯まず、ミーガンさんは「#DontHateTheShake」動画を投稿。

動画を投稿するときは「自分が痩せて見えるかじゃなくて、見ていて笑顔になれるような動画を選ぶようにしているの。自分の体型批判を止めたら、その先にあったのは生きること、踊ること、そして世界を経験することだった。常に自分の体型を心配してばかりいないで、せっかくの人生を楽しむべきよ!」と、ミーガンさん。

そして彼女と同じ思いを抱き、自身のダンス動画を公開したプラスサイズ女子たちがこちら!

これはThird partyの内容です。詳細はそちらでご確認いただけます。

この翻訳は、抄訳です。

Translation:シャー順子

COSMOPOLITAN US