ムダ毛処理には欠かせない使い捨てのカミソリ。でも、捨てるタイミングがわからないという人は多いのでは? 刃が鈍くなったとき? それとも、刃の間に汚れが溜まったとき? 

コスモポリタン イギリス版によると、専門家は3~7回程度使用した後に処分することを勧めているよう。ただし、それ以外にもチェックすべき点があるのだとか。ニューヨーク在住の皮膚科医兼<Sea Radiance Skincare>の創設者であるデブラ・ジャリマン医師によると、あなたが1枚刃のカミソリを使っていたり、または1本で体の広い部分を剃っている場合には、頻繁に取り替えたほうがいいのだそう。そのとき、剃り味と刃の状態をチェックするのを忘れずに。「刃が滑らかに進まなかったり、鈍くなったように感じたりしたら、早めに取り替えてください」。また、もし刃が錆びついていたら「速攻処分すべき」とのこと。

では、古いカミソリを使い続けるとどんなことが起きるの…? 専門家たちに聞いた、発生しうる5つのリスクがこちら。

1.雑菌が増殖

古いカミソリを使えば使うほど雑菌が繁殖し、垢、シェービングクリーム、毛などが蓄積するのだとか。しかも、1回剃るたびにきちんとすすがないと、状況はさらに悪化するそう。

2.きちんと剃れなくなる

イリノイ州ウィロウブルックにある皮膚科学&レーザーセンターのディレクターを務めるジェシー・チェン医師は、「古いカミソリを使うときちんと毛が剃れず、何度も同じ箇所を剃る必要があるため、結果的に時間も手間もかかります」と指摘。

3.皮膚が荒れやすくなる

チェン医師によると、鈍くなった刃は皮膚を引っ張るので、炎症を引き起こす可能性が高まるそう。ひどいときには、痛みや傷を伴う場合も。

4.ケガをしやすい

なかなか剃れないと力が入りがちになるので、特にデリケートな箇所の皮膚を切ってしまう恐れが…。

5.感染症の可能性が高まる

見た目にはわからないけれど、皮膚がダメージを受けている場合も。チェン医師は、「古い刃を使うと目に見えない傷やばい菌が皮膚に残ります」と警告。ある研究者たちによれば、それらの細かい傷が原因となって皮膚にかゆみを伴う水イボができてしまう、という記述も。さらには、カミソリでビキニラインを頻繁に脱毛すると、感染者であるパートナーからHPVやヘルペスにかかってしまうと主張する研究者もいるそう。

ものによっては決して安くはないカミソリ。だからと言って、ケチって皮膚炎を起こし、治療代を負担する羽目になっては本末転倒。後で後悔しないためにも、カミソリは頻繁に取り替えましょう。

※この翻訳は、抄訳です。

Translation:Rubicon Solutions, Inc

COSMOPOLITAN UK