テス・ホリデイは、プラスサイズモデルとして業界で働く困難について、常に率直に語ってきた女性。妊娠中、彼女の体を中傷した人々にも積極的に応戦して来たテスが、先日インスタグラムにあるメッセージを投稿。コスモポリタン アメリカ版によると、6カ月前の出産以来、自分の体と「闘っているみたい」と記した彼女の正直なコメントが大きな反響を呼んでいるそう。

テスは、最近の自分の気持ちについて投稿すべきかどうか迷ったけれど、「メディアで生きる女性として、子どもを産んだばかりなのに"産後の体重を元に戻す"プレッシャーを受ける母親たちの気持ちを正直に話すべきだ」と決断したのだそう。夫のニックはいつでも協力的だったものの、それだけでは自分を肯定するのに十分ではないとも思ったのだとか。

以下、彼女の投稿の全文をご紹介。

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毎日が産後の体を愛する闘いのように感じる。6カ月経って、私のお腹は前より垂れ下がった。胸は違う形だし、新しいストレッチマークはあるし、自分が自分じゃないみたい。こんなこと、予想もしてなかった。鏡を見て、自分を別人のように感じるなんて。でも、悲しいけど、これが現実。これを投稿するかどうか迷ったけど、メディアで生きる女性として、子どもを産んだばかりなのに"産後の体重を元に戻す"プレッシャーを受ける母親の気持ちを正直に話すべきだと思ったの。私は出産前に太っていて、健康な赤ちゃんを産んで、どうなったかと言うと、まだ太ってる…でも、それでオーケー。新年の抱負は減量ではなく、自分の新しい体を知り、大切にし、ケアすること。夫はいつだって私が美しいと言ってくれるけど、女性は自分自身のチアリーダーにならなきゃ。だから、私は一歩ずつそうしていくつもり。これは他人とのレースではなく、素晴らしい旅の始まりなんだから。

新しく誕生したボウイに加え、前夫との間にも10歳になる息子、ライリーがいるテス。彼女は最初の出産からどれだけ自分の人生が変わったかについてもメッセージを投稿。

この2枚の写真の間にはほぼ10年が経っています。最初の写真はミシシッピー州の、不安におびえた21歳の女性。引っ越して来たばかりで、シングルマザーになり、仕事もお金もなく、いつかモデルかメイクアップアーティストになる夢があるだけ。いつだって将来を心配しながら、何とかして世の中に自分の足跡を残し、自分の大好きなことで息子と自分を養っていきたいとうずいていた。それから10年が経って、長男(左の写真)は来月で11歳、次男は今日でちょうど6カ月。今や私は大好きなことで家族を養っているばかりでなく、協力的なパートナーもいて、なんとサイズ22のモデル! ときどき、自分の夢が叶ったことや、モデル界の"こうあるべき"という基準を変える社会の動きに貢献できたという事実を、嘘みたいに感じる時がある。もし、10年前の私に、あなたの夢はいつか叶うよ、と言うことができたとしたら…。きっと信じなかったでしょうね(笑)。次の10年間に乾杯。不可能なことは何もない!

彼女を支持する数千というコメントにつけ加えることはほぼないけれど、確かなのは、彼女の率直さが多くの人に受け入れられているということ。そして、赤ちゃんが本当に可愛いということ♡

※この翻訳は、抄訳です。

Translation:mayuko akimoto

COSMOPOLITAN US