やけどの跡に苦しむ女性に、無償で手を差し伸べる女性がいるという。
同級生に熱湯をかけられ、顔や首、手にひどいやけどを負ってしまったカナダ人のサミーラ・オマールさん(17歳)。彼女はある日、美容目的のタトゥーの専門家、バスマ・ハミードさんのもとを訪れた。
実は幼い頃にひどいやけどを負い、100回以上のつらい治療を乗り越えた経験を持つバスマさん。これがきっかけで美容目的のタトゥー技術を身につけ、同じ境遇の女性にやけど跡が目立たないタトゥーを無償で施しているのだそう。
カナダ<CBC News>の映像では、料理中のやけどで皮がむけ、白くなってしまった依頼人ナフィさんの肌に、もとの色と同じトーンのタトゥーを施していくバスマさんの姿が見られる。一方、サミーラさんの治療(タトゥー)はやけどの状態が落ち着いてからになるので、彼女に対しては当面のケアとして、自ら開発したというコンシーラーでやけどの跡をカバーしていた。
「できるだけ(同じ境遇の)女性を助けたいと思っていたの」と語るバスマさん。映像ではまた、タトゥーを施され、やけどの跡が目立たなくなるにつれて表情がいきいきとしてくる女性たちの様子も映っている。
※この翻訳は、抄訳です。
Translation: Captain & Me, Inc.