リオ五輪でメディアがにぎわう今。女性アスリートがどんなものを食べているか、というテーマは、女性たちにとって気になるところなのでは? 

前回に引き続き、第2弾として紹介するのは、2012年にロンドン五輪で金メダルを獲得した体操選手、アレクサンドラ(通称アリー)・レイズマンさん。現在22歳の彼女は、2016年の五輪でも体操競技でアメリカ選手団のメンバーに。

そんな彼女がきびしいトレーニングスケジュールの中で実際に食べていたものを、コスモポリタン アメリカ版から!

アレクサンドラ・レイズマン1
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【トレーニングの日】

朝食:レモン入りのお湯、全粒粉のトースト2枚とジャム

昼食:鶏胸肉のグリル焼き、ブラウンライス、野菜、ケチャップ

おやつ:シリアルとバナナ入りのギリシャヨーグルト

夕食:サーモンのグリル焼き、全粒粉のパスタ1カップ、ブロッコリー、ニンジン、パースニップ、ミントティー

午前7時:起床! リオまでもう数カ月もないので、毎朝起きるとその日の目標を立てて、どうやってそれを達成するか考える。行動、睡眠、トレーニング、食事の1つ1つが私の糧になって、私の体を作る。できるかぎりのことをやって、悔いの残らないようにしたい!

アレクサンドラ・レイズマン2
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いつもどおり、今朝もレモン入りのお湯で1日をスタート。代謝をよくするらしいし、とにかく味が好きだから。私はいつもレモンの果肉も食べる。お湯に浸した後だとあまり酸っぱくないし、ものすごく体にいいはず。

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(あまりにお腹が空いてるときは、レモン水のレモンまで…。)

シリアルとスキムミルクをボウル1杯食べることもあるけど、今日は全粒粉のトースト2枚とジャムで済ませた。全粒粉のパンを食べるのは、その方がヘルシーだから。だけど、全粒粉の味も好き。

830分から1215分:トレーニングタイム! トレーニング中、山ほど水を飲んだ。どれぐらい飲んだかは記録しなかったけど、いつも体の要求に応えるようにする。今日はたくさん飲んだ。よくがんばった!

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午後1時:4時間ぐらい練習して、お腹ペコペコでランチを食べに帰宅。よく前日の夕食の残りを食べるので、今日も鶏胸肉のグリル焼きとブラウンライスと野菜。おかげで時間が節約できる。温めて、ケチャップをかけるだけ。ケチャップが嫌いな人っている? 私は何にでもケチャップをかけるけど、チームメイトのギャビー・ダグラスも、シモーネ・バイルズも、マギー・ニコルズもミカイラ・スキナーもそう。

(写真の私…。あまりにお腹が空いてると、写真を撮るときもフォークを置けず…。)

午後115分:昼寝なしに2回目のトレーニングをこなすのは無理。だから、ちょっとお昼寝。アスリートの多くにとって、昼寝はぜいたくじゃなくて、必要なもの! 私の体は今日の午前中と、ここ1週間のトレーニングでクタクタだったから。

アレクサンドラ・レイズマン3
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午後3時:2回目のトレーニング(2時間半続く)のためにジムに戻る前に、バナナを切ってシリアルとギリシャヨーグルトと混ぜ、午後の運動に必要な炭水化物とタンパク質、エネルギーを摂る。ジムまでは車で30分から1時間かかるので、体が乾かないよう、必ず車に水を持って行く。

午後5時から730分:ジムに戻って練習!

(私のコーチ、ミハイとシルヴィーは感心して、この写真を額に飾ってるんだって。)

(あと2回ここでトレーニングして、世界選手権へ!)

午後8時:練習から帰るといつもお腹が空いてる。今夜はサーモンのグリル焼きと全粒粉のパスタ、大量のブロッコリー、ニンジン、パースニップ(大好き!)を食べた。毎晩カラフルな野菜で満腹感を得るようにしてる。

午後830分:筋肉と心をリラックスさせるために、ゆっくり熱いシャワーを浴びる。疲れてヘトヘトだけど、肌や髪にたっぷり栄養を与える。こうすると、とても女の子らしい気分になるから。その後ベッドに行って、足首と背中を冷やす。それと、怪我を防ぐ効果もある特別なレーザーマシーンで、体の回復機能を促進させる。その間、私はテレビで"ヴァンパイア・ダイアリーズ"を見ながらお茶を飲み、リラックスしてウトウト。

(リアルな姿。金曜の夜だ!)

【オフの日】

朝食:コーヒー、卵白オムレツ(ホウレンソウ、チーズ、トマト、サーモン入り)

昼食:ステーキ、ブラウンライス、果物

夕食:自家製カルツォーネ

午前8時:週に30時間以上のトレーニングで、土曜日が来る頃には私の体は疲れていて、寝坊しようとしてもいつもどおりの7時に起きてしまう。今日はパジャマでコーヒーの気分だったので、自分の体の言うとおりにした。休んだり、リラックスしたり、気持ちをスッキリさせたりするのは、最も健康的なことの1つだと思う。

午前830分:ホウレンソウ、チーズ、トマトと、タンパク質を追加するために前夜のサーモンの残りを入れた卵白オムレツを食べる。

午前10時:リビジョンのブラックフェイスマスク(お気に入り)をつけて、エプソムソルトとフルーティーなバスソルトスクラブを入れた熱いお風呂に入る。

(リビジョンのスキンケア。フェイスマスクをつけて、入念にスキンケアをする。ハードなトレーニングが終わって、土曜の夜に必要なのはこれとネットフリックスとミントティーだけ。夏が近づいてきて、私の今の関心ごとといえば、休むこと、リラックスすること、トレーニングの疲れから回復することだけ。この写真を載せることに抵抗はナシ! 私はフェイスマスクも新しいスキンケアを勉強するのも大好きだから。)

正午:あまりに疲れていて布団からほとんど出られず、愛犬ギブソンとベッドに戻る。

(キスをたくさん)

午後1時:昼食には、ステーキ、ブラウンライスと果物を少し。

午後2時:お昼寝の時間! 起きてから、家族と少しテレビを見る。パパと私はフットボールを一緒に見るのが大好きだけど、シーズンでないときは、映画を見たり、ドラマを見たりする。

午後6時:ママが夕食に自家製カルツォーネを作るのを手伝う。おいしかった。家族みんなと食事するのはとっても楽しい。

午後630分:また熱いお風呂に入ってリビジョンのスキンケアをしてゆるむ。保湿美容液、レチノール、フェイスクリームとアイクリーム、ナイトトリートメントクリームでリラックスしてベッドへ。それからフォームローラーで筋肉をマッサージ。

午後930分:少しテレビを見て、10時前に就寝。

※この翻訳は抄訳です。

Translation:mayuko akimoto

COSMOPOLITAN US