あなたは自分の体が好きですか?

自分の容姿に不満を持つ人は、自尊心が低く、不安になりがちで、神経症的傾向が高いというアメリカの調査結果が。では、容姿への不満はどうしたら消えるの?

先日コスモポリタン アメリカ版で話題となった21歳の女性は、長い長い自分との格闘の末に、ある境地に至ったんだとか。

それが、ヒューストンのライス大学に通うレスリー・ミラーさん。彼女は他の多くの女性同様、生まれてからずっと自分のボディーイメージと闘ってきたのだそう。アメリカの<ABCニュース>によると、過去に自傷行為や摂食障害も経験し、これまでビキニを買うことも着ることもできなかったのだとか。

そんなレスリーさんは先日、フェイスブックにある写真を投稿。そこには、「絶えず劣等感にさいなまれ、黙り込んでいた」彼女が、ついにゴージャスでカラフルな水着を買ったという報告が!

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彼女は写真に、このようにコメント。

私は過去18年間、ずっと待ち続けました。 私はずっと体を覆い、隠してきました。いつかきっと"私自身"を人に見せられる日が来る、夢見ていたことを全てやるのに十分なときが来る、そう自分に言い聞かせて。それは、十分細くて、十分幸せで、十分自信があるときのことを指していました。私の体が"本来あるべき姿になったとき"、です。 私はあらゆる場面で自分の体と闘ってきました。絶えず劣等感にさいなまれ、黙り込んできました。3歳のとき、周りの子たちはなぜ私が彼らよりずっと大きいのかと聞きました。なぜ私が彼らと同じサイズの服を着ていないのかと。7歳のとき、私は体重を少しでも落とすため、中年女性でいっぱいのダイエットセンター<ウェイトウォッチャーズ>の集会になんとか入れてもらおうと、センターの女性に嘘をつきました。9歳のとき、私は減量のためのキャンプに行き、最初に『Before(減量前)』の写真を撮るための列に並びました。 11歳のとき、「きっと結果に満足するよ」と言って外科医が私の胃にメスを入れました。減量のための手術を受けた人の中で、私が最年少者でした。 15歳のとき、私は自傷行為を始めました。私にはそれがふさわしいと思って。 20歳のとき、私は9カ月で体重の半分を落としました。1日の摂取カロリーは、前日よりも体重が減っているかどうかだけで決めました。 そして、私は待つことに疲れてしまいました。 こうして21歳になり、私は初めてのビキニを買いました。生まれて初めての。 全部見えるでしょう。奇妙なデコボコに脂肪の層。垂れ下がった皮膚。ストレッチマーク、セルライト、手術跡に自傷の傷跡。減量手術による、お腹の上の不自然な突起も。 私は自分のすべてを愛したい。「そこは許容範囲」と言われたことだけじゃなくて。だって本当は、私はいつだって私のままで十分だったんだから(そして、あなたもね)。

2015年に日本で行われたある調査によると、自分の体型に満足していない女性は実に全体の68%。そのほとんどが、もっと痩せたいと悩んでいる可能性があるそうです。また、全体の半数近くが自分は太っていると感じているのだとか。レスリーさんの「あなたも私も、今のままで十分!」というメッセージが、もっと多くの人に伝わるといいですね。

※この翻訳は抄訳です。

Translation:mayuko akimoto

COSMOPOLITAN US