とあるブロガーが本を出版し、多くのセレブ達が実践したことで一大ムーブメントとなったシャンプーなしの生活"ノー・プー"。しかし今、この"ノー・プー"に批判が殺到していて、まさに議論を巻き起こしているみたい!

この"ノー・プー"っていうのは、「シャンプー・フリー=シャンプーを使わずに水で髪を洗うこと」で、環境に優しく、かつ化学物質から頭皮(と地球)を守る考え方のこと。節約にもなるし、いつの時代も人間そのものの自浄作用に頼ってきたところはあるよね。

でもイギリスのコスメ情報サイト<Bella Sugar>が、シャンプー以外で髪を洗うことによる悪影響が見つかったと報告しているの。

洗髪の代替案として有名なのは、重曹かアップルサイダービネガーを使う方法。これらは余分な油脂や乾燥を防いで、頭皮環境を整えてくれると言われているだけれど…。

もちろん頭皮を清潔に保つことはとても重要。ニューヨークで活躍している皮膚学者、デニス・グロス博士によると、シャンプーなしが引き起こす皮脂について「頭皮の脂は雑菌の繁殖を促し、炎症を引き起こすこともあるし、それが薄毛への引き金になりうる」とのこと。一方で、コスメ情報サイトによる代替案、台所用の重曹やアップルサイダービネガーは髪にダメージを与え、髪色を変える恐れがあるとも言及している。なかなか難しい…。

そこで妥協案として"アン・プー"活動というものがあるそう。日本でも少し聞かれるようになってきたサルフェートフリー(硫酸塩を使っていない)の泡立たないローションを使うと、植物油によって髪と頭皮が乾燥することなく、汚れと余分な油分だけを浮かせることができるとか。清潔かつ十分な栄養を与えてあなたの髪を守ってくれるはず。使い続けることで、洗髪の回数も減るから節約にもなるし…ね。

※この翻訳は、抄訳です

Translation: Captain & Me, Inc.

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