体にできたブツブツのせいで、ビキニ姿を台無しにされていませんか? 背中ニキビや胸ニキビ、腕ニキビにお尻ニキビまで。コスモポリタン アメリカ版から、気になる体ニキビの撃退方法をお届け!
【INDEX】
背中ニキビ
原因
「背中ニキビができる代表的な原因として、ホルモン量の増加が挙げられます。ホルモンが多く分泌されると皮脂が増え、細菌の増殖につながります」とゴハラ医師。また、ヘアコンディショナーもひそかな要因なんだとか。洗い流し足りず、背中に残ったままだと毛穴をふさいでしまうそう。
対処法
サリチル酸を含んだミストスプレーで、手が届きにくい背中のお手入れが楽に。シャワーのあとはしっかり乾かして、肌を清潔に保ちましょう。
予防するには
シャワーで汚れをきれいに取り除くには、柄の長いボディブラシがおすすめ。シリコン製の毛なら衛生面も安心なのだそう。髪を洗った後に使えば、背中についたヘアコンディショナーも一緒に落とせて合理的。
腕ニキビ
原因
「腕にできる赤や白の小さなブツブツは、毛孔性角化症という皮膚病の症状で、本当のニキビではない場合が多いです」と言うのは、ニューヨークのマウントサイナイ病院で美容皮膚科長を務めるハイディ・ウォルドルフ医師。遺伝的な要因により、タンパク質の1つである角質が蓄積し、毛穴がふさがれてできるとのこと。
対処法
1日1回、アルファヒドロキシ酸(AHA/フルーツ酸とも言われる)をたっぷり含んだ保湿剤を薄く塗りましょう。毛穴のつまりが取り除かれるだけでなく、肌が潤ってすべすべに。
予防するには
Dove(ダヴ)のコンサルタントも務めるモナ・ゴハラ皮膚科医によると、「毛孔性角化症は遺伝性なので、完全に防ぐことはできません」とのこと。肌が乾燥しているとなりやすいそうなので、ボディクリームは常備して。
胸ニキビ
原因
ゴハラ医師によると胸ニキビができるのは、「スポーツブラやビキニのトップス、寄せて上げるブラなどで摩擦が生じ、汗や皮脂、汚れが閉じ込められてしまう」からだそう。皮脂が原因でできる普通のニキビのように見えても、毛穴が細菌に感染し、毛包炎を発症している場合があるとのこと。
対処法
ブラを清潔に、トップスはルーズフィットの物がおすすめ。汚れやピッタリしすぎる服は症状を長引かせるのだとか。また、皮膚科を受診して、適した治療薬を処方してもらうのも手。
予防するには
オイルフリーのボディシートを携帯しましょう。特に、暑い日に動き回る予定なら忘れずに。胸の皮膚は薄くデリケートなので、刺激の強すぎないタイプを選ぶのが大切。
お尻ニキビ
原因
胸ニキビと同じように、汗をかいたままのトレーニングパンツやスキニージーンズが原因で、毛包炎を起こしている可能性が。椅子に何時間も座りっぱなしでいるのも良くないのだとか。
対処法
皮膚科で適切な治療薬を処方してもらい、治るまでは下着を綿のショーツにして、摩擦をできるだけ減らしましょう。
予防するには
ピッタリしたヨガパンツは捨て、スキニージーンズをゆったりジーンズにチェンジ。「お尻の角質除去も忘れないで」とゴハラ氏。マイルドな洗浄成分を含むボディソープがおすすめとのこと。
※この翻訳は、抄訳です。
Translation:Yuko Oguma